供養。ひっそりと。
この文章はアニメタイムズ第38回に投稿した文章です。
もしかしたら適宜更新するかも。
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皆様こんばんは。今回も例によって原稿を送らせていただきました。
今期のアニメでは、「モクヨル百合アワー」を中心に楽しんでおります。
ということで、今回は「アサルトリリィ」と「安達としまむら」、そして「神様になった日」の3作品について語らせていただきます。
今宵もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
ちなみに、「モクヨル百合アワー」とは木曜深夜のTBS放送の百合作品2つの総称です。私が勝手に呼んでいるだけですが。印象としては、剛の「アサルトリリィ」、柔の「安達としまむら」という感じでしょうか。
では、先手「アサルトリリィ」についての感想です。
当初はそんなに期待してなかったんですが、見事に私のツボに刺さりましたね。古典的な演出やテンプレ展開もありましたが、それを引っくるめてこの作品の魅力になりました。
正統派ですが、梨璃(りり)×夢結(ゆゆ)様のシュッツエンゲルが良い感じに尊いんですよね。最新話では二人の愛の結晶である夢梨(ゆり)ちゃんまで設けちゃいました。もう夫婦同然じゃないですか。娘ができて梨璃ロスになる夢結様もかわいらしいですね。
楓・Jや二水ちゃん、吉村・Thi・梅ちゃんも良い感じに一柳隊にスパイスを加えてるんですね。
特に楓Jの反応が非常に好きです。
さて、いつもの曲チェックですが、5話特殊EDの「Heart+Heart」が素晴らしかった。
梨璃と夢結様が真の意味でシュッツエンゲルになれたことをリボンで飾るような、そんなささやかだけど確実に、視聴者の胸を打つ一曲です。映像もなおすばらしく、ラムネ瓶のビー玉の揺れが二人のHeartの揺らめきを表しているんだなぁと思いながら感動しておりました。この回は夢結様が梨璃のために頑張ったんですよね。あの夢結様を乙女にしちゃう、そんなレアスキル<カリスマ>をもつのが梨璃の魅力なのかもしれません。
作曲は神田ジョンさんです。今期では「おちこぼれフルーツタルト」の曲も手がけています。
作品評価としては賛否両論あると思いますが、「アサルトリリィ」は今期の個人的推しアニメ枠となりました。
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”追記”
彼女たちだって、リリィである以前に「普通の女の子」なんですよ。
戦いに借り出されるーーそして代償を伴うーーという苦しみを抱えていることを忘れてはいけないんですよね。
そんなことを考えた第8話でしたね。
【11/28楽曲配信】第8話ED「GROWING*」【TVアニメ「アサルトリリィ BOUQUET」】
このエンディングはずるい。泣いちゃった。
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続いて「安達としまむら」に関してです。
高度なギャグアニメですね。
彼女たちの固有の空間が“そこ”にはあるんでしょう。
作画が怪しいですが、最後までなんとかもって欲しいところではあります。
一言感想を述べるとすると……「安達が童貞過ぎる。」
「誰がクリスマスに彼女が可愛いって言ってくれたからってバ先のチャイナドレスを着てデートに行くんだよ!そして彼女から<クリスマスプレゼントを貰ったという事実>だけを抱えて人目のいない公園で、「私は…しまむらのことが好きで…こう……好き、好きで…しまむらの、えっと……とっ、『友達』になりたくて……一番の友達になりたい」って呟いちゃうんだよ!は~~~~~~~(クソデカため息)。」
安達、おまえって女は……そういうところもすき。
最新話では「しまむらをそういう目」でみてる自分にヤキモキしてる描写もありましたね。年明け早々、しまむらのことを考えながらしたんでしょうか。まあそうでしょうね。……絶対そうだ。
気を取り直して曲に関してですが、エンディングの「キミのとなりで」は鬼頭明里さんが担当されています。
作曲はRe:ステージ!でおなじみの伊藤翼(いとうつばさ)さんです。
皆様、チェックのほどよろしくお願いします。
以上、「安達としまむら」に関してでした。
最後に「神様になった日」に関してひとこと感想を述べて終ります。
内容に関しては考察枠を皆さんご覧になっているので割愛します。
私も個人的に深く考察していたアニメでしたが、なかなか読みが当たりません。
初期の頃は、平日の考察枠の着眼点も参考にしながら自分なりの考察をしていましたが、最近は考察枠任せになっています。
今後の怒濤の超展開&フラグ回収が待っているのでしょうか。
読後感さえよければいいなあと淡い期待を残して、私の感想を締めます。
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追記。 第7話動きましたね。興梠博士、お前は一体ーー?
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では。