深窓の彼方より

一気呵成に書くのに推敲はしないのがこのブログです。取るに足らない話ばかりします。

供養:秋アニメ中間ランキング

まず見てない作品&未見

アキバ冥途戦争、うる星やつら、虫かぶり姫……

入っていないものは未見か見切りのどっちかです……。

 

 

第19位 農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。

本作の特徴はずばり顔芸です。
ヒロインがしてはいけない顔をします。
あとは農民スキルを使うときの回想シーンがシュールで面白い。
謎に次回予告が実写なのもクソアニメっぽくて好き。

基本はラノベアニメって感じで、
前回のランキングほど悪くは思いませんが、
これといってよかった点もないですね。
「魔王様リトライ」みたいに、
ノリが合えばもっと楽しめたかなあ……。

主人公は、口では農民のほうが楽だとか言っていますが、
本当は、冒険者にあこがれる少年だと思うんですよね。
巻き込まれたことをきっかけに、
色々考えて道を選んでいるところは素直にいいなとは思います。
あと、受付娘のヘレンちゃんなんだかんだ好き。

 

 

第18位 ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生

問題です。
前世の男の声が杉田智和で、
交通事故で亡くなって転生するアニメといえばなんでしょうか。
え?何に転生したって?
えっと……いろんなものに転生します。

ということで、次いでショートアニメから「俺くん」が登場。
これはASMR部に入っている女の子たちにつきまとう悪霊の「俺くん」視点で話が進みます。
それ故に、「俺クン」は
第1話でこそタイトル通りダミーヘッドマイクになりますが、
自転車のサドルになったり、チキンになって美少女たちに食べられたり、
枕やおしゃぶり、ものさしになったりしています。
意味が分かりません。

杉田智和劇場としてみればかなり面白いですが、
真面目に物語を見ると、物凄いホラーなんですよね。
そしてASMR要素はどこ……?
「農民関連」よりも要素薄くないかい?

もともとは「百合の間にはさまれる」というタイトルで、
今のタイトル「ダミーヘッドマイク(以下略)」が副題になる予定でした。
なので物語は基本百合っぽい関係性がメインになっています。
第4話とかは結構ゆりとぱんだの関係性が近いことを示唆していました。

 

第17位 夫婦以上、恋人未満。

今期は、設定がぶっ飛んでいる作品が多いですね。
本作もそんな、結構おかしい教育方針を掲げる学園が舞台です。
自由恋愛ができる社会で、夫婦実習をさせるのは結構ぶっ飛んでいます。
だからこそ、結構面白い恋愛模様を描けるのかなあとは思いますね。
制限されることで、
制限されることに対して懸命に抵抗をするのか、
雰囲気に流されて制限されることに安住するのか、思考実験としては結構面白い。
しかも、仮のペア解消の為には夫婦実習を頑張る必要があるので、
結構狡猾(こうかつ)なシステムですよね。

日本一の童貞こと主人公・薬院次郎は、基本受動的な態度なので、
純情ギャルの星(あかり)が恋に落ちてアプローチするのか、
幼馴染の詩織(しおり)がその恋愛感情をちゃんと伝えられるのか、
という女の子の恋のバトル的な要素もあって面白いですね。
主人公も結構やるときはやる男なので、普通に続きが気になります。

高校生の恋愛模様を今の私が見ると、やっぱりまぶしく見えるものです。
まあ自分には無縁で、
他人事だからエンタメとして面白いと感じるのかもしれませんが。
結構悩みますが、
僕はなんだかんだで、あかりとくっついてほしいかなあと思います。
決して寝取られ好きではありませんが。

それから、オープニング曲が結構お気に入りです。
エンディングムービーもアヴァンギャルド感があって好きだなあ。

はじめは惰性で見始めた作品でしたが、
今となっては結構好きな作品になってしまいました……。
あれ、おかしいなあ。
ふうこいの恋に落ちちゃったのかなあ。

 

第16位 ハーレムきゃんぷっ!(5分枠)

今期の僧侶枠。そしてガチのエロアニメ。
学園の先生でキャンプ部の顧問なのにもかかわらず、
その部活の生徒全員と関係を持ってしまう、
やばい奴が竿役になっています。

このアニメを見ている理由は、
声優さん目当てなところがあります。
まあ、陽向葵ゅか(ひなたゆか)さんと
相模恋(さがみれん)さんのファンなんですよね。
気になる人は調べてみてください。

あと完全版お勧めです。

 

第15位 クールドジ男子(ショート)

純粋に男の子がかわいいで見ているアニメ。
こういう空気感が結構好きなんですよね。
会話の掛け合いのリズムも結構心地よいし、
ストーリーラインに影響のない範囲で、
ギャグも入れているのでバランスが良いアニメかなと思います。
ほのぼのとした男子の日常を描くアニメは結構ありがたいことです。
こういう作品を30分枠でやると間延びしがちですが、
本作は15分枠なので、サクッと見やすいのも評価高い。

 


第14位 SPY×FAMILY

普通に出来のいいアニメなんですが、
どうも物語が安定してしまって、
どうも見る気が起きなくなることもしばしば。
確かに作画もよいし、
アーニャはもちろんかわいいし、
犬のボンド大好きなので第2クールは楽しみだったんですが。

僕はこの作品はエンディングが大好きなので、
かろうじて見続けているかなあ。
今期の上位陣が強すぎるので、フェードアウトするかもしれません。
ただし、高水準のクオリティを保っているし、
作品自体もなんだかんだ好きなので、この順位になります。
第2クールはエンディング曲いいですね。
映像含めてやっぱりエンディングが好きかなあ。

 

第13位 不徳のギルド

刺さる人には刺さるアニメの筆頭でしょうか。
エロアニメとしても悪くないし、ギャグ展開も出来が良いと思います。
特に4話の主人公がヤブ医者になって、
ヒロインの身体測定(意味深)を行う流れは、
いろいろなエロ漫画で使い古された展開ですが、結構好きな話です。
いろんなものになぶられるより、
主人公に見られて恥ずかしいという方が個人的に好み。
あのパーティーの中だと結局ヒタムキが好きです。
OPの佐咲紗花さんの曲は素晴らしい出来で、作業中とか聞いています。

 


第12位 ブルーロック

アニメ初見組として見ています。
青い監獄というぶっ飛んだ設定も非常に面白く、
追い込むことで能力を開花させようとする展開は面白いと思います。
酒の席で決まったぶっ飛んだプロジェクトかと思わせておいて、
ガチで計画されているからこそ本当に面白い。
かなり出来は良いし、物語展開も悪くないです。

やっぱり世一が純粋にサッカーが好きであることが、
この物語をただのデスゲームにしない支えになっているんだと思います。
ただ、自分は王道ストレートな少年漫画はそんなに見ないたちなので、
このあたりの評価になっている感じです。
悪くはないけど、もう一ひねりほしいかな。
今後の展開次第で大きく順位を上げる予感はします。
絵心(エゴ)さん、結構好きですし。
あと、OPのカオスが極まるは、やっぱりいい曲ですね。

 


第11位 アークナイツ 黎明前奏/PRELUDE TO DAWN

アークナイツは、感染症とそれによる差別構造、社会の敵対勢力、
そしてそれぞれの陣営の思う正義をどう置くのかを描く作品です。
今期の初見殺しアニメ枠の筆頭といえますね。
いきなり「鉱石病(オリパシー)」の話が出てきたり、
それぞれの陣営で結構なキャラが登場するので、
初見には情報量が多く、理解するのが困難かなとは思います。
正直、全部雰囲気で見てもまだ大丈夫です。
必要なことはアーミヤやドーベルマンが大体しゃべってくれますし、
ノリが合えばそこまで苦痛に感じないかなとは思います。

物語的には、プレイヤーや視聴者の視点はドクターであるため、
コールドスリープから目覚めたが、
全ての記憶を失っている状態から始まるのは都合がよいかなとは思います。
欠点を上げるとすれば、
視聴者は受け身でしか干渉できないので、
盛り上がりに欠けるうえ、
どのように受け取ればよいのか分かりづらいところでしょうか。
スマホゲーム原作ではプレイヤーとして選択し、
指揮していくフェーズがありますが、それがないのは結構厳しいです。

さすがお金がかかっているだけあって、
作画自体はかなり秀麗で、
シネスコ規格で作っているので、まさに劇場版クオリティになっています。
音響も5.1chサラウンドで臨場感のある音響で、ヘッドホンでアニメを視聴すると、
その圧倒的にクリアな音と声に驚くはずです。

今回のシナリオである「黎明前奏」編は、
ゲームのプロローグにあたる部分を描いているので、
テレビアニメ全8話構成になっています。
おそらく、今後続きのシナリオもアニメ化されるでしょう。
普段から映画が好きだという人や、
雰囲気を楽しめるという人にはぜひともお勧めできるアニメかなと感じます。

 


第10位 マブラヴオルタネイティヴ

ついに始まりました、佐渡島ハイヴ攻略の甲21号作戦。
マブラヴオルタは12月に入ってからの怒涛の展開が物語の真髄で、すべての設定や人物関係、
ストーリデザインはここからの展開のためにあるといって過言ではありません。
数少ないマブラヴアニメ視聴者の皆さんならうなずいてくれるでしょう。
さて、アニメのマブラヴオルタの感想ですが、
1期はアニメ初見組に向けて作っていた印象がありますが、
2期は原作既読組向けに作っている印象がありましたね。
1期と2期の間に「原作知識を補完したよな?」と言わんばかりの展開で、
温度差にやられそうになりました。

それでもやっぱり00ユニットの話が出てきたり、
A-01部隊が本格稼働したり、XG-70型がついに登場したりすると、
テンションが上がるものなのだと思いました。
国際情勢や人物通しの確執、戦術機構やML機関とラザフォードフィールドの設定も
しっかり作られているので気になる方はぜひとも調べてみてください。
2期で描いた、まりもちゃんとの別れや、タケルちゃんの絶望と立脚点の完成、
そして冷酷で鬼みたいな態度だけど誰よりも人間らしい香月博士の言動は、
アンリミテッド編と原作オルタネイティブ編を知っているからこそ、
一層刺さるものがありました。

元の世界の夕呼先生の親心に泣いたり、
純夏を思うタケルの心情が痛いほど伝わってくるので、
やっぱり僕はオルタネイティブ編が大好きなんですよね。
落とすところまで落とされるという絶望の中で、一縷の望みが提示された瞬間に
やっぱりそれをつかみ取りたいという確固たる理由になるからこそ、
「あいとゆうきのおとぎばなし」というキャッチコピーが、
これ以上なくぴったりとはまるのではと思います。
アニメ初見の方の目にはどのように映ったのでしょうか。ぜひとも教えてください。

それゆえに、生き急ぐような原作展開ばっさりカットで、キャラの掘り下げが不十分で、
作画がものすごいレベルで残念なことに関しては、本当にもったいないなと思ってしまいます。
エロゲやゲーム原作のアニメ化は非常に難しい題材だとは十分理解していますが、
あまりにも残念過ぎる。
アニメをきっかけに興味を一ミリでも持った人は、
ぜひ原作のゲームをプレイしたり、プレイ動画を見てくれたりしてくれると嬉しいです。
作画に関してはもういいんだ……。最低限でいい、物語に集中できればそれでいい……。

グラフィニカの戦術機やBETAのCG演出に関してはぜひとも頑張ってほしいなと思っています。
タケルや純夏の声の演技に関しては、なんだかんだしっくりきており今では大変納得しています。
香月博士もいい味出ていていいなぁと思います。
そして、2期では念願の「暁を撃て」がOPになりました。
JAM Project×栗林みな実は激アツ展開ですよね。
2期では挿入歌も結構入ってきているので、甲21号作戦においても期待できるかなと思います。
エンディングの「再会」もオルタにぴったりな歌詞で浄化されますね。
というわけで、期待を込めて10位はマブラヴオルタでした。

 


第9位 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

物語冒頭は、主人公が無能と言われて勇者パーティーを追放されるという、
見事なまでの追放ものなろう作品のテンプレート展開に、
レギュレーションを守っていて「偉いな」という上から目線で作品を見ていました。
はっきり言うとそこまで期待していなかったんですよね。
カナデがかわいいだけのアニメで終わるんじゃないかと心配していたわけです。
ところが、そんな不安はすっかり杞憂(きゆう)で、
タニアと出会い、勇者パーティーをボコボコにした展開を迎えたことで、
「あれ、この作品けっこう面白いぞ」と思い始めました。
6話以降登場する精霊族の姉妹(ソラとルナ)もかわいいうえ、
すっかり性癖に刺さってしまったので、今では次の話を待ちわびる始末……。
すっかりこの主人公に使役されちゃいました。
この作品は、主人公に好感を持てるように作っているのが魅力的で、
徹底的に勇者パーティーを悪役にすることで更に際立って見えるんですよね。
己の能力に陶酔している勇者一行が徹底的に叩きのめされて落ちていく展開を見たい一方で、
主人公一行がほのぼのと冒険する展開も見たいなとも思ってしまいます。
カナデやタニア、ソラとルナといったキャラクターを魅力的に描いているからこそ、
物語の展開も少しばかり期待しちゃうという具合でしょうか。
作画も安定しているうえ、
たまに入るデフォルメされたキャラ演出がばっちりハマっているので、
良作アニメと私は思いました。
タイトルやなろう作品という理由で、見る気にならないかもしれませんが、
未見の方にはお勧めできるかなと思います。

 

 

第8位 恋愛フロップス

今期の考察アニメです(大真面目)。
完全にエロゲをそのままアニメ化したような作品です。
それ故に2話~6話にかけて個別ルートっぽく演出されています。
単なるエロアニメにするのであれば、
TVアニメでいろいろ隠して放送するよりも漫画でいろいろ出しちゃって描写したほうが売れるはずですので、
何かしらのテレビアニメとしての仕掛けを準備してくれていると期待しています。
考察ポイントしては、不穏すぎる第2弾キービジュアル。
OPでは、タイトル表示が2回表示され、不穏なカットや、
幼い頃の主人公とヒロインの誰かのシーンがインサートされる演出がなされます。
近未来設定なのに、ヒロインたちが願うのは電話ボックスという前時代的な演出。
これはたぶん意図的ですよね。
やっぱりこの作品の舞台は、地雷みたいな近未来設定をしており、かなり期待できます。
そして、ヒロインたちが必ず思い出す主人公との記憶らしき展開。
「もしかして、私たち」これは確実な伏線でしょう。
更に第6話のラスト、不穏すぎるラブリン会議で出てきた「よしの」なる女性。
やっぱり主人公たちは、箱庭の中で恋愛シミュレーションをさせられているのでしょうか。
非常に楽しみになってきました。

登場人物としては、
・なぜか主人公の好物を知っているうえ、時より全てを見透かしていそうな赤い目をする愛生。
・「おっぱいは大きさじゃなくて感度よ」官能小説で漢字を覚えるアメリア。
・「ブルガリアの女の子のおちんちんはすごい!」天狗級のを持つイリヤくんちゃん好き。
・「コードネームはブラッディタイガー」色々でかいセックスアピール多めなモンファ先生。
・「セックスしよ?」エッチなパワーじゃなくて意外と純愛ロマンチストなパワーで敵を倒す魔法少女カリン。
・裏情報を知っていそうな都合がよすぎる悪友ポジションにいる伊集院くん
など、完全にエロゲ世界の設定なんですよね。
慣れ親しんだ設定だからこそ非常に楽しんで見ているところもあり。
そのうえで、エロ漫画展開やいろいろアウトなネタなど、
様々な小ネタで視聴者を掌の上で転がしている展開。
さぞかし脚本家様は楽しんで書いているでしょうね。伝わってきますもん。

ここまでテンプレバカアニメを作られるとやっぱり違和感が生まれてきて、
考察の余地を残してくれるからこそ、
不思議なテイストをうまいこと引き出せているなと思います。
一昔前のテンプレラノベアニメを超えるドタバタ具合は、
並大抵のアニメの制作陣では「作ろう」と決断できないと思います。

ちなみに、僕が攻略したいヒロインは、アメリア、カリン辺りかなあ。
アメリアはなんだかんだ好き。けなげに頑張る女の子は好きですね。あと乳首弱いの推せる。
普段は強気に攻めるカリンは、たぶん攻められるとたぶん弱いタイプでしょう。
イリヤくんちゃん、男の娘だったら一番好きだったかもしれない。

 

 

第7位 モブサイコ100

ものすごい作画クオリティをたたき出してくるモブサイコ、今期も健在です。
神樹編の作画もやっぱりよかったですね。
神エクボとモブ擬きの戦闘シーンはグッとくるものがありました。
モブと芹沢もいいキャラなんですが、僕としてはやっぱり霊幻師匠が好きなんですよね。
どこかふらふらしているのに、重要なシーンではちゃんと保護者としてモブを見ているところが本当に好きです。
「人生の師匠」として霊幻を信頼しているモブの気持ちをうまいこと表現しているアニメだなあと思います。

そして今回の神樹編を通してなんだかんだエクボがいいキャラクターとして、着地できてよかったですね。
調子乗りすぎだったり野心家過ぎたりするけれど、
モブとエクボの関係性を丁寧に描写してくれる作品で本当に良かった。
だからこそあの結末はグッときましたね。
これは原作力もあるのだと思いますが、
やっぱり瀬古さん(今期はチェンソーマンの脚本もやってたり)の脚本で本当に良かった。
僕は、OPの映像では、歌詞をがっつり入れていたり、
サイケデリックなところは確かに賛否分かれるかなあと思いますが、
この不思議な雰囲気をうまいこと落とし込んでいるような感じがして好きです。
3期の落としどころをどのように持ってくるかを楽しみにしています。

 


第6位 新米錬金術師の店舗経営

始まる前は、某なんちゃら不動産みたいな雰囲気でかわいいだけの虚無アニメだと思っていましたが、
ふたを開けてみるとなんと面白いアニメじゃないですか。
期待以上の出来で思わずオタクスタイル全開になりました。
ほのぼのアニメの中に「経営」要素をうまいこと取り込んでいる作品です。
ちゃんと金銭の介入を描いているほのぼのアニメは新鮮で、
劇中での金額レートがある程度示されているのが面白かったですね。
錬金術というオーパーツ的な技術がある一方で、
それと共存している社会をしっかり描けているのは物語としては優秀です。
戦闘描写に関しても、日常系アニメである矜持を持ちつつしっかり描けていたのもGood。

キャラクターについて。
結構リアリストな主人公サラサちゃんは、
人格形成期に、孤児になったり、毎日シビアな錬金術師見習いを経験しているからこそ、
しっかり者で頑張り屋な、魅力あるキャラになっています。
見た目とのギャップがあっていいなあって思います。
名作高尾奏音アニメ認定です。
そして、このアニメの最萌え萌えポイントは、やっぱりロレアちゃんの存在でしょう。
ロレアちゃんかわいいんですよね。本当に癒されます。
第6話では頑張って泳げるようになりました。本当にけなげでかわいい。
ただ一点いわせてほしい、ロレアちゃん隠れ巨乳過ぎませんか……?
お風呂シーンで卒倒した記憶があります。

新米錬金術師を見ている百合好きとしては、
サラサとロレアの関係性を追いながら毎回この作品を見ちゃいますね。
サラサとロレアのペアは、友情で描かれているところがポイント高いなと思います。
「ロレアに甘い!」サラサはたぶんロレアちゃんを娘のようにかわいがっていますね。
ぼくもロレアちゃんになら、何頼まれてもきっと叶えてあげようと頑張れちゃうかな。
アイリスとケイトのペアは幼馴染かつ、ずっと一緒なので、もう息ぴったりですよね。
関係性が出来上がっている感じがあります。
ちなみにこの世界では女の子同士の結婚もできるみたいです。錬金術は性差さえも超えてしまうらしい。
気になる方はアニメ放送後に原作ラノベを読んでみてください。

それからぼくは、エンディング「Fine days」が大好きで、
諏訪ななかさんの歌声とやわらかい旋律が癖になっています。
エンディングムービーもよかったですね。
デフォルメされたサラサ&ロレアちゃんが特に可愛すぎる。
錬金窯ぐるぐるだけでも一生見ていられるなあと思います。
今後もこのエンディングを推していくでしょう。

若干百合っぽさを残しつつ、本筋の経営要素をおざなりにしないで、
かつ日常癒し枠を提供してくれるこのアニメは、今後も楽しんで見続けるでしょう。

 


第5位 チェンソーマン

アニメとしてのチェンソーマン、かなり気合が入っていてよかったです。
毎回高水準で息をのむような作画クオリティを、
コンスタントにたたき出してくるアニメは初めてかなと思います。
戦闘シーンをとっても、色っぽいシーンをとっても、早川家の日常を描いても、
かなり優秀な出来と言わざるを得ないなと感じます。

ストーリー展開に関しては先が結構見えないので、
毎回楽しみに新鮮な気持ちで見ることができています。

もちろん公安編の物語の行く末を早く知りたいという気持ちもある中で、
僕としては結構キャラクターを追うように見ていたりします。
キャラクターがそれぞれ魅力的に描かれているので、いい意味で見やすい作品といえます。
デンジやパワーの無邪気さがこの作品の魅力に感じる一方で、
現在では、アキ君と姫野さんの関係性が好きになっちゃったりしています。
正直アキ君本当に好きなんですよね。
基本かっこいいし頼れる上司だし、世話焼きだし仲間思いで、もう惚れそう……。
一方で、マキマさんや姫野さん、パワーちゃんといった結構高圧的な女性は僕も好きで、
原作者の藤本先生の性癖には共感する部分もあったりします。
第6話でのコベニちゃんは最も人間らしい反応をしていて、良いなあって思います。
いろいろ狂っている世界だからこそ、
コベニちゃん結構いいキャラクターに仕上がっているのかなあ。

そして外せないのが、やっぱりエンディングの話。
毎回別の角度からえげつないクオリティの映像作品をたたき出してくる感じ。
なおかつ毎回話に合わせた解釈一致といえる音楽と映像が続々出てくる感じ。
制作陣はファンの気持ちをグッとつかんで離さない悪魔的な思考をしているんですかね。
3話のマキシマムザホルモン「刃渡り2億センチ」も最高だったし、
パワーダンスの4話エンディングやっぱり好きだなあ。
と思っていたら、第5話エンディング映像のセンスに思わず息をのみましたね。
特に煙草を吸う姫野さんかっこよすぎるし、美しすぎるマキマさんに目を奪われました。
syudouさんの「インザバックルーム」完全に癖になりました。
原作との温度差もあるとは思いますし、結構きれいめな描写が多いので、
泥臭さや汚さは薄いかと思いますが、アニメ初見としてはかなり楽しんでいる状況です。
今後の展開にもかなり期待できるとのことで、非常に楽しみです。

 

第4位 Do It Yourself!!

DIYって、できが・いいよね・やっぱりねぇ!」
これまで女子高生がいろいろなことに取り組むアニメは結構な数ありますが、
本作は毎回ブレずに、日曜大工や創作シーンが据えられているところに好感を持てます。
その上で、UVライト装置や工具などいろいろ揃っているところにこだわりを感じました。
意外とこの作品はガチでやっているんですよね。
DIYというテーマに真面目に向き合っています。
前評判がよかったので、期待通りのアニメが出てきてくれて嬉しい限りです。

少し未来的な舞台設定ですが、
そんな時代だからこそDIYという手動で何かを作る行為が、
効果的に映えるよう作っているので、興味深い作品に仕上がっていると感じます。
また、日常系アニメの定石を抑えつつ、
捨て回が一回もない緻密な脚本になっているところもいいですね。
最終回までに何を書きたいのかをしっかり逆算して作っているように感じました。
というのも最後に書きたいのはせるふがDIY部で成し遂げたかったことでしょう。

作画については、いかにも平面的で漫画っぽいキャラクターなのにもかかわらず、
影と光、小道具の書き込み、背景美術をしっかり作りこんでいるので、
デフォルメっぽい表現とリアリティであふれている表現が奇妙な同居をしているという、
アニメでしか描けない作品になっていると評価できます。

OPの「どきどきアイデアをよろしく」は癖になりますね。
OP映像の作りこみ具合よく、何度も見返してしまう出来です。
ここにも先ほどの作画へのこだわりを感じました。

主人公のせるふは、ほわほわしているからこそ伸びしろがあるキャラといえるでしょう。
妄想少女っていうのもGood Job!ですね。
せるふの表現がかわいくて柔らかいものだからこそ、
作品のつかみはよかったのだと思います。
ジョブ子としーちゃんは結構強烈なキャラ設定になっているので、初期値が高いですし、
最新話では、部長がいきなり女子力全開になったり、
たくみんと結構距離が近づいてきて、ドキドキしちゃいました。

さて、百合好きとしての感想を述べたいと思います。
この作品のもう一つの柱として、せるふとぷりんの関係性があげられます。
僕的には、せるふとぷりんの二項対立がメインかなあと思っています。
せるふは変わらない過去、ぷりんは進み続ける未来を描いているのでしょう。
その点において第6話の海回での、二人が向き合うシーンは至高の出来でした。
ここのシーンかなり作画もよく、解像度の高い百合をうまいこと描けていて、
何度見ても感動しちゃうんですよね。
特にぷりんの表情の描き方、本当にうまいなあ……。
ぷりんって、ものすごいせるふ思いなのに、素直になれない乙女なんですよね。
真っ先に思うのが「せるふが喜ぶかどうか」な時点で本当ににやけてしまう。
いろいろ不器用だけど、ストレートにあたってくるせるふだからこそ、
器用だけど素直になれないぷりんの心にしっかり届くメッセージを送れるんです。
お互いに足りない部分を、互いの良いところで埋めあうことができる存在、
それがせるふとぷりんの関係性なのではないかと思います。
せるふとぷりんが笑いあって、一緒に一つのものを作ることで、
二人が、「過去の子供の時みたいに」笑いあって、
同じ「未来」を見られることを切に願っていますね。
そういえば、ぷりんの本名は「みく」、漢字にすると「みらい」と書いて「みく」でした。
相関があるかはわかりませんが、なんかいいですね?

これは、家具や友情や、ひいては人生までも、
考え、工夫し、苦労し、失敗し、それでも諦めずに自分の手で完成させて、
未来を切り開いていこうとする少女たちの、その最初の一歩を描く物語。
いまあらすじを見ると、この物語って結構エモいなあって思います。

 


第3位 機動戦士ガンダム 水星の魔女

僕的には、あんまり考察せずに、
スレッタがどんな人間関係を構築していくのかを見ています。
確かに考察すると面白いかなとは思いますが、
そこまでの知識がないので、
僕的にはポップなキャラアニメかつ重厚なストーリーをなぞりながら、
ありのまま楽しめればいいかなっていうところです。
ですので今回は、キャラクターを中心に感想をお伝え出来たらなと思います。

キャラクターについて。
やっぱりスレッタがかわいいんですよね。一生懸命な女の子は応援したくなります。
すこし言葉に詰まっちゃうのは、感情が先行している裏返しと受け取りましょう。
スレッタはやっぱり表情豊かなキャラで愛される理由がよくわかります。
今後様々な試練がスレッタに襲い掛かってくると思いますが、
いろんな表情や感情を爆発させながら生き切ってほしいなと切に願っています。

ミオリネさん。
こういう特大感情を持っている女いいですよね。
スレッタに対してはありのままでいられる、思ったことを口にできる関係性が好物なので、
「これだよ、これ」っていうように見ています。
できるならばスレミオを近くで観測できるポジションにいたいなぁ……。
スキの形はいろいろありますが、スレミオって恋愛的じゃないんですよね。
なんだろう友情以上恋愛未満の関係性かなあ。
水星の魔女という作品の中で、あくまで百合というのはそこまで要素として強いわけではないので、
がっつりくっついてほしいとかは実はいうほど思っていません。
スレッタが選ぶ選択肢として存在しているからこそ妄想は捗るんですよね(怪文書)。

次いでグエルくん。もうヒロインみたいにかわいいじゃん。
舞い上がって告白してからの、テンプレのツンデレ台詞の流れ。
好きな子にちょっかいをかけたい男の子じゃんって一人で舞い上がってみていました。
スレッタ視点からすると本当に意味わかんないムーブをかまされただけですが。
グエルって追放されてキャンプ始めてから、本当の意味で自分がどのように生きたいのかを決められたんだと思います。
彼はこれから本当の意味で強くなるのではないかな。

エラン君もいいキャラだったが故に、あの展開は本当に衝撃的でした。
普通に人が退場していく世界なのだと再認識しました。
その意味において、第6話のラストは個人的に神回だったと思います。
地球寮の子たちも結構好きですね。特にニカ姉はお気に入りです。
そこはかとない不幸オーラがたまりません。だからこそ幸せになってほしいな。

水星の魔女という作品は、様々な伏線がちりばめられていて、
考察できるくらい読み込めれば面白いなと思っています。
代理戦争や対立関係、技術やギミックがしっかりしているからこそ、
設定を色々調べながらより深く楽しめる作品になるのかなあと思いますね。

オープニングの「祝福」に関してもぴったりはまっていますし、
書き下ろし小説の「ゆりかごの星」も読んだときに、
エアリアル君という存在について知覚した記憶があります。
膨大な世界観を適切な箇所で適切に描けているからこそ、
本当に面白い質アニメができるのだと感じましたね。
1クール目と2クール目の間に再度見返して、自分なりの考察ができるようになりたい。
結構大好きな作品になりそうな予感があるので、楽しみに今後の展開を待ちます。

 


第2位 ヤマノススメNext Summit

往年の名作ショートアニメである「ヤマノススメ」がついに30分アニメになりました。
本当に好きな作品が認められたような気がしました。

1話から4話のアバン新作アニメでは、
アニメーションとしての完成度が高く、
圧倒的な映像美に毎回テンションが爆上がりしていました。
総集編パートに関しても、適切な箇所でリサイズしていたので、
4期から入る新規さんにも優しい構成でよかったです。
今まで見ていた層としては、懐かしい気持ちで見ていましたし、
抑えてほしいシーンをちゃんと持ってきている印象で、
かなり出来がよい総集編だったと思います。

さてはじまった5話以降の新作パート。
と思ったら圧倒的な作画祭りでしたね。
背景美術は化け物クラスにうまいし、
もはや現実にあおいたちが生きているのではないかと疑うほどでした。
話ごとに作画監督や演出を変えてきているのも豪華で、
本当に良いアニメ化だったなと思います。こんなに幸せなことはないでしょう。
特に最新回はとんでもないクオリティでしたね。
ぼっち・ざ・ろっく監督の斎藤さんと、
明日ちゃんやぼざろの原画、そしてヤマノススメ3期の10話などをやっている
ちなさんの回でしたから、素晴らしい作画はもちろん、
見せ方もものすごいよかったですねえ。
特に最新回のAパートのひなたがものすごい好きでした。
今表示している画像はその最新回からもってきています。

さらにOP映像もED映像もともに素晴らしく、
ヤマノススメという作品がいかに愛されているのかがひしひしと伝わってきます。
やっぱり躍動感がある動きをちゃんと描ける作品は強いですね。
オープニング動きすぎて毎回見入るレベルだなあと感嘆しています。
また、曲自体も好きで、ほぼ毎日聞いています。
個人的に瀬名航(せなわたる)さんの曲は好きで、
映像も曲も満足いくクオリティで、とてもうれしかったですね。
伝説のクールで戦っているポテンシャルに期待せざるを得ません。

 


第1位 ぼっち・ざ・ろっく!

毎週ガチで楽しみにしているアニメです。
原作の4コマ漫画の表現方法を、うまいことつながりを作り出して、
アニメという表現方法に落とし込んでいるつくりが素晴らしいです。
だからこそキャラクターが生きている。

それに加えて声優陣の声の当て方が、
ギャグシーンであれ、
真面目なシーンであれ、
演奏シーンであれ、自然に違和感なく感じられるのが、
当たり前に見えて、すごいことだなと思います。
だからこそキャラクターを好きになるんだなって思いますね。

そんな中で僕は、山田リョウの沼にはまりました。
僕の気分はいつでも喜多ちゃんです。まぁ実際は陰キャなのですが……。

作画に関しては僕からいうことはありません。
Clover Worksしゅごぃ……。
水曜日の放送で解説してるのでそちらに任せます。

音楽面。喜多ちゃんの声がカッコよすぎて惚れそう……。
そんな中で僕は、エンディングの「カラカラ」の山田リョウの透明感のある声に、
沼にはまった感じがしました。

ぼざろ、多くは語りません。
ただ感じるだけです。
ぼっちたちのRock、「ぼっち・ざ・ろっく!」を。